テスト飛行1回目:
3S-500mAh+GWS6030の3枚プロペラで初飛行。
重心位置は、最初は前目が良いかと、カーボンスパーより7〜8mm前(翼弦の1/4程度)で。
3枚プロペラが非力な感じで、スピードも乗らず不安定。
即、降ろしてAPC6X4Eペラに変更して再トライ。
かなりダウン気味の飛行で、常にアップを引きながら左へも取られるので、上空まで上げてなんとかトリムで

調整。
トリムは取れましたがロール方向が不安定で、旋回中にバンクが深くなり、巻き込み傾向が強く、結局何度か

墜落しました。
エレベーターは、鬼のようなアップトリムになってました。

テスト飛行2回目:
損傷を修理し、モーターのアップスラストを増し、エルロンを少し跳ね上げ気味に、重心をさらに前に移動

して再度テスト。
相変わらず、かなりのアップトリムが必要なうえ、油断すると直ぐに巻き込み、またまた負傷。
一番弱い主翼前縁の前で胴体を折ってしまいました。

テスト飛行3回目:
先に飛行を成功させていた人から、重心はスパーの少し後ろ、翼弦の1/3(つまり取説通り)が良いとの

アドバイスを頂き、重心を出来るだけ後ろにずらすべくバッテリーを可能な限り後ろに移動する。
それでも、スパーの2〜3mm前が限度。モーターのアップスラストもさらに増やし、反動トルク対策で
サイドスラストも、後ろから見て右へ多めに設定。
今度は、前回よりはかなり良い感じになりました。
それでもアップトリムが必要で、降ろした後に確認すると上に2mm程度アップになっていました。
それでも1〜2回目に比べてかなり安心して飛ばせるようになりまして一安心。
この段階で、補修の重量増もあって飛行重量は405gでした。
重心位置が前過ぎると、アップトリムが多大に必要になり→エレベーターの舵面が大きいので、抗力が

増大→スピードに乗らずロール方向が不安定になるという、悪循環に陥っていたようです。

テスト飛行4回目:
モーターのアップスラストをさらに増加。バッテリー用ベッドを追加してハッチのギリギリ後ろまで
バッテリーを移動できるように小改造して、ほぼスパーの位置まで重心を下げました。
エレベーターのアップトリム、はほぼ水平まで少なくなり、安定性も増してきました。
ロール、ループの軽アクロや、フラップダウンでの飛行チェックも今回は出来ました。
30度ぐらいのフラップダウンで、特にエレベーターミキシングを入れなくても、揚力が増した感じで、
スロットルを弱めての水平飛行が可能でした。
ロールでは背面時にEVダウンを入れなくても軸が通ったロールが可能でした。

モーターアップスラストの状態:

サイドスラストの状態: